High zombie,limited.


ジャンル▶吸血鬼・ゾンビ創作

 

High zombie,limited  について...

▶ ハイゾンビリミテッド(略して『ハイゾン』)

  • 世界観:SFファンタジー
  • 注意点:
    • ⚠死ネタ有り(※登場人物全員が死ぬと思って下さい)
    • ⚠BADEND有り
    • パラレル要素有り

主人公   -フイ-

この世界の主軸となるキャラクター

吸血鬼に育てられたたため道徳心が欠如している。

吸血鬼に関与している事と特別な力を持つことから研究者達に狙われ、逃走を続けている。

(詳しくはキャラクター紹介にて)

特殊用語

*ゾンビ

映画等に出てくる、人間の起こしたバイオハザードにより誕生したモンスター。

しかしこの世界では〝支配〟の能力を持った吸血鬼に噛まれた者の事を差す。

ゾンビに噛まれた者もゾンビになる等基本的な部分は一般的ゾンビと一緒。

*ハイゾンビ

研究者達がゾンビを実験し生み出した、知能のあるゾンビ。

プログラムによって支配されている為プログラムの管理者によって自由に命令し動かす事が可能。

軍事目的で開発されたがまだ実用段階では無い。

ハイゾンビの食事は主に人間の血や脳味噌で、定期的に摂取しなければ体の腐敗が進んでしまう。

瞳の色が白いコンタクトレンズを入れているかのように真っ白なのが特徴でそれ以外の外見は普通の人間と何ら変わりが無い。

*知能ゾンビ

World❼にて存在する、ハイゾンビとは異なる知能のあるゾンビ。

警察組織により脳にチップを埋め込まれており、反抗や逃走をするとチップが爆破し殺される。

知能ゾンビは全てがWorld❼において何らかの犯罪行為を行った者達で、警察の犬として知能ゾンビに変えられている。

*吸血鬼

この世界に存在し、身を潜めている者達。

基本的には世間一般で知られる吸血鬼と大差無いが、太陽の光やニンニク、十字架等は平気。

純血の吸血鬼達は固有の特殊能力を持っている。

【吸血鬼家系図】

世界線

この世界は複数のパラレルワールドが存在する。

 

*WORLD❶

本編1~2章の世界。この世界では本編に出てくる主要キャラ全員が死亡し、吸血鬼が人間を支配した世界となる。

*WORLD❷

❶の記憶から全員生還を目指した世界。しかしこの世界は消滅してしまう。

*WORLD❸

人間も吸血鬼も全員死亡し闇と化した世界。

*WORLD❹

吸血鬼が死亡し人間だけとなった世界。

*WORLD❺

完全なるパラレルワールド。皆幸せに暮らしており、本編の人格ともどこかズレている

*WORLD❻

異世界。ゾンビは存在するがそれ以外は全てが異なっているSF世界。

*WORLD❼

本編3章、4章の舞台。元は空っぽだった世界で、❷の消滅により❶、❺、❻の世界が混ざり合ってしまった世界。


※これより下ストーリーのネタバレあり!!

ストーリー※ネタバレ

【第一章】

とある実験施設にて囚われの身となっていた吸血鬼・フイが実験施設を脱走し失われた記憶を取り戻しながらカール(ゾンビ)、紳士(ホルガー)、ニモニエ、ハイノと仲間を集めていく。

そして実験施設を脱走したフイを追って来る武装研究員とハンター…それらを差し向けるハーロルトと敵対する。

最終的にハーロルトの同僚であり博士・エメ=ブラッサンスの協力を得てハーロルトとの戦いに勝利。

フイは記憶の中でずっと探し求めていた姉のカルラと再会を果たす。

【第二章】

再会した姉と穏やかな生活を送っていたフイだったが、ある日リコリスと言う吸血鬼が姉・カルラを攫い、吸血鬼間の抗争にフイは巻き込まれてしまう。

フイは再び仲間を集めて戦うも、仲間であったカール=レヒナーの裏切りによって死亡する。

メインキャラクター達全員が死亡し、最後世界全体に大きな異変が起こった所で物語は一度完結する。

【第三章】

別世界線のカルラは他世界線の異変を察知し、フイを連れて安全な世界線・World❼へと避難する。

複数の世界が混ざるWorld❼での生活に慣れ始めたある日、この世界にはいないはずの吸血鬼・ナソラが現れる。

それを皮切りに次々と他吸血鬼達もやって来て、複数のパラレル世界線を巻き込んだ大きな戦争へと発展する。

最終的にWorld❸より出現した闇(敵)を葬る事で世界線は安定し、内部抗争の続く吸血鬼達も新たな王を迎える事で争いは終結した。

【第四章】

第三章より30年程が経った。不老不死が開発され不死が当たり前のものとして皆生きる中、World❼への立ち入りを禁止されていた筈の吸血鬼達が侵入して来る。彼らは怪しい光を探しており、World❼内部ではその光を手に知能ゾンビ達が暴動を起こし始めた。

システムを護るハイノ、ハーロルトらが知能ゾンビ達に立ち向かうが、都市のシステムはダウン。多くの人間が知能ゾンビ達の手にかかり死亡する大災害となった。

その一方で、知能ゾンビらと生活を共にしていたカールは集団の副リーダー格であるイズマに出会う。

彼は事件のきっかけとなった怪しい光を暴動を起こす知能ゾンビ達に与え、事件の後死んだ人間達の魂(光)を回収。そして自身が吸血鬼の子である事をカールに明かし、この世界の終焉を目指しカールと共に進み始める。

【第五章】

第四章にてWorld❼が大変な事になっている事も知らず、World❶でのうのうと生きていた主人公・フイ。

自由を約束される条件として『全吸血鬼と挨拶をする』を課され、永遠に達成出来ずにいた。

そんなある日ナソラが監禁し娶っていた吸血鬼・ソラハが攫われる。

激しく取り乱すナソラに、フイは協力するが…何故か攫われたソラハは、フイの唯一挨拶の出来ていない最後の一人…エミリアによって匿われていた。

【第六章】

ミハエルがとうとう動き出し、カール・レヒナーも世界終末へ向けてミハエルへの加担を決意する。

次々闇が地上を侵蝕していく中、天使とされる特殊能力を持った《孤児》達が立ち向かう。

戦いに幼い子供達が加わる事により更に凄惨となって行く終末戦争。

そんな地獄の中、カールの前に自身の娘だと名乗る少女・ヘティカが現れる。