※この世界では人外が9割、人間は1割いるかどうか程です※
現在存在する生き残った種族
▶ヒュム
外界からの侵入者。
人間は死後にこの世界のRIEVLという場所に出現し、RIEVLを抜けこの世界の食べ物を食すとこの世界の住人となる事が出来る。(詳しくは❂用語・その他解説にて)
しかし戦争が終わり争いを避けるようになったこの世界で、争いを生む者とされる人間は排除される事が多い。
▶ダッガドーガ
腕の数が他の種族よりも多いのが特徴的な種族。
腕の本数は生まれた時の本数から基本変わらない。
知能が高く、器用で何でも出来てしまうが、繊細だったりプライドが高かったりと、精神面においても非常に豊かである。
また、腕力が桁外れであり、よく物を破壊しがち。
多腕族同士は何故か衝突が多く、同種ながら険悪していたりと相性が悪い。
基本的に一体で行動することが多いが、それも性格やかけ合わさった種によってさまざまである。
▶ヴァムラ
血を自在に操り生活に活用している種族。
体内の血液を凝固させ、硬い岩をも砕く事が出来る。
主に物作りや建築の職に就いている者が多く非常に重宝されている。
体温が非常に高く、熱い場所を好む為下層の熱地帯に住む者が多い。
血は主に赤、下の地層で生まれた者は黒い事が多い
防御力は全種族の中でトップクラス。
▶ラクンボリカ
体が闇で出来ている種族。
骨を衣服や鎧のように身に纏っている為外見は不気味。
大人しく臆病な性格で、暗く湿った場所を好んで生息している。
光り物が好きで、よく人間の落とした宝石やアクセサリーなどを集めては暮らしに活用したり、市場で売ったりしている。
屍族は全体が家族のような結束力がありとても仲が良く家族思いである。
▶ヒューイラム
幽霊のように半透明な種族。
他の種族にぶつかられても、霧のように掻き消える事が出来る。浮遊することも可能。
危機管理意識が低い為によく体の一部を無くしてしまったりする霊族が多い。
▶ヒューフィラソゥ
何かしらに擬態して暮らしている種族。
姿形が無く、靄の様なものが本体とされている。
人間の姿形が好きで、人間の姿をしている者が多いためよく人間の肉体を仕入れては自分好みにカスタマイズしている。
特に目玉が好きで、他の種族よりも多く目玉がある事が多い。
継ぎ接ぎや傷が少ない者程器用で、器に対する拘りが深い・神経質だったりする。
▶イェック
一ツ眼の種族。
ゲームなどに出てくるモンスターのような姿をしている。
頭が良く、様々な職で活躍している。
岩石地帯を好んで生息している事が多いが、積極的に他種族との交流を取る為街で暮らす単眼族も多い。
他の種族よりも特に〝争い〟を嫌っており、人間を受け入れつつ監視している面もある。
▶ラトス
体の一部に羽根がはえている種族。
外界より来る人間に、よく〝神様〟だと勘違いをされる。
高い地層を好んで生息しており、自分たちだけの聖域を作り生活している。
羽根は生えているが、飛べる神族と飛べない神族がいる。
神族は他者の機微や感情の動き、その流れ等を読むことが出来る。
その為人間の悪意や嘘を見抜くことが出来、RIEVL関係の職に就いている者が多い。
戦闘センスもずば抜けているが争いを好まず戦いを挑まれても応じない事が殆ど。
▶ルプ
性に溢れた種族。
衣服をまとわなかったり、露出の多い恰好を好んでいる。
他の種族との交流はあまり無く、大半が性族だけが暮らす地域で生活している。
人間がよく興味をかき立てられて性族のすみかへ足を踏み入れる事があるが、性族は一度行為を始めると長い者で数十年は続ける為大抵の人間は廃人になる。 ある意味人間にとっての天敵。
▶ネーヴ
体の一部もしくは全てが獣の姿である種族。
明るく元気が良く、行動も活発。
他種族との交流も積極的だが、特に体温の高い血族(ヴァムラ)との交流が大好き。
地域や系統によって生活スタイルは様々。
獣族の中には獣の姿と人型を切り替える事が出来る者もおり、
獣の姿になる事を【獣化】と呼ぶ。
元気いっぱいで友好的な獣族だが、怒ると理性を無くしかなり危険
創世期に滅んでしまった種族
▶ムルフスク
多眼・多瞳が特徴の種族。
どの瞳族も成長スピードが速く、巨大化するにつれて瞳だらけの蛇のような姿になる特徴があった。
スレンダーだがスタミナは全ての種族の中で最も高い。その為一度暴れ出すととても長い期間暴走する為天変地異のような存在として駆除されがちだった。
また、瞳族の数体だけが特殊な瞳力を使えた。
▶シェーイェトス
角が生えている神々しい種族。
神族と仲が悪く、大きな裏切りから神族と争い途絶えた種族である。
しかし滅んだ今では、まるで怨念かのように角族では無いのに角をもつ者が増えている。
角には膨大な情報伝達物質があり、角族は常に角を媒介に全種族の意思を伝えたり受けたり出来た様子。
しかしその膨大な情報量から、生まれつき角族は脳に異常を来しており主に精神異常…殺戮や残虐性に富んだ性格の者が多かった。
自然が出来上がってからは意思を木などに流すことによりコントロール出来ていたが、それも完璧では無い。
創世期での殺し合いでは、多くの種族が角族の狡猾な罠や道徳や倫理を外れた行動に苦しまされた。
創世期時代の角族は最も危険で、群れで行動していたが失敗には凄惨な見せしめがあったり、使えない者達は囮や捨て駒にされたりと内部もかなり澱み切っていた。
▶バッシェジエ
毒族(ボジエ)と言う種族の進化種族。
毒族の数万分の一だけが進化してなる希少種。
同種喰いが特徴で毒族以外を食さない。
複数の毒族を丸呑みにして時間をかけて消化する。
蠱毒族同士でも同種喰いすることもあり、創世期において自ら滅んでしまった。
(同種喰いにより滅んだので蠱毒と孤独をかけていたりします)
しかし全ての毒族を食した一体が生き残っているのでは?というような噂も・・・
毒族(ボジエ) | 毒を持つ種族 |
尾族(パフォシカ) |
複数の尾を持つ種族。多腕族の派生種とされている |
水晶族 |
かつて最強の防御力を持つとされていた種族。体から水晶を生み出せた。 |
羅生族(デルエト) |
大きな掌で実態の無いものや気体等を掴んだり練り上げたり出来る。 獣族のように獣のような姿と人の姿、どちらにもなれる。 |
既存の種族が突然変異(進化)した種族
▶ブールラグ
血族(ヴァムラ)の進化形態。
全身の血液が高温になった事から発火するようになったと考えられる。
通常の火とは違い人外の肉体を焼いたり溶かす程の高熱で、その熱量は蓄えたエネルギー(巨大化に伴うもの)に比例する為創世期後体の縮んだ炎族に関しては相手を傷付けたりする熱量を持ち合わせていない。
しかし料理や照明等においては非常に重宝されるため、炎族の血より出来た血晶体は広く流通している。
炎族の炎は死んだ後魂と共に深部へと沈むとされている。
その為深部へ近付けば近付くほどに層は熱く、深部の死骸は炎と灼熱に包まれている。
言い伝えでは、深部の死骸である最古の人外は血族(or炎族)だったのでは無いかとされている。
▶サードゥ ランプトス
神族か獣族どちらかより進化する。
竜族は人型と竜の姿と二つの姿を持ち、竜の姿は獰猛で獣族特有の気性の荒さを発揮する。
これは神族からの進化でも同様である。
大きすぎる力をコントロール出来ずに自ら傷ついてしまうパターンもあり、自身にとっても周囲にとっても非常に危険である為人型の姿を保っている者が多い。
獰猛さでは全ての種族の中で一番と言える。
竜化すれば暴走状態となる場合が多いがそれは精神修行によって緩和が出来るようになる。
その為竜族の殆どが武術を身につけ精神統一を図る。
術族(ファンシラム) | 霊族の進化種族。魔法が使える何でもありなチート種族。外見は老人のような姿 |
脳族(ピッパ・トゥワイス) | 単眼族の進化種族。記憶力にのみ特化した種族で、創世期より生きておりこの世界の全ての知識を持つ全種族の長的存在。 |
既存の種族の親戚のような種族
▶ファンガダッガ
多腕族の派生種。
脚が複数本あり体は巨大。
皮膚は硬く…血族程では無いが防御力が高い。
又、沢山ある脚で空を駆ける事が出来る。
拳で戦う多腕族と反し、弓等の遠距離型の武器を扱う事に秀でており用意周到で妄信的な程に神経質。
その為やや潔癖気質な所がある。
多腕族以上に気難しく誰にも気を許すことは無い。
▶ボッシュボヲノア
屍族の派生種。
体中に穴が開いており、そこから常に闇が漏れ出ている。
怠惰で高多湿を好む。
戦争に呆れこの世界を去った種族で、現在は外界と呼ばれる別世界で暮らしている。
闇や影の中を一瞬で自由に移動出来る能力を持つ。
夢族(スムーメイス) | 性族の派生種。他者の夢の中へ侵入する事が出来る夢魔的存在。 |
怨族(ヴァーラム) |
精神崩壊した霊族に起こる病気のようなもの。一度怨族になると死ぬまで暴走し戻ることは無い。 |
既存の種族に似通った全く別の種族
(既存の種族を生み出そうとした際に何らかの問題が生じ吐き出された種族)
▶ディネフィラソゥ
血族と擬態族に似た亜種族。
血肉の塊のような姿で、寄生出来る体を求め彷徨うが適合出来なければその者を殺してしまう。
誰にでも憑依出来る擬態族や霊族と違い個体を選べない寄生族は擬態族の劣化版のような存在。
寄生が綻ぶと斑紋状の模様が現れるのが特徴。
冷族(リロ) | 姿形は人間だが体温が低く肌は冷たい。まるで吸血鬼のようだが血は吸わない |
2つ以上の種族がかけ合わさっている種
3つ以上の種族がかけ合わさっている種
4つ以上の種族がかけ合わさっている種
ハーフ、雑種まではそれぞれの種族の特徴が残っているイメージだが、混合種は混ざり合い一つの存在となっているイメージな為個々の特徴は出ない。
いろんな色を混ぜ合わせたら黒になるのと同じような原理。