この世界はいくつもの巨大な人外生物の死骸が折り重なって地層を成している。
住民(人外)たちはその死骸の上に街を作り、文明を築き、生きてきた。
※画像は主人公・ノーイの暮らす『YKK BoNN(イェックボン)』とその周辺の地図です。
ノーイが暮らすのが色が明るい地帯『YKK BoNN(イェックボン)』の尾の付け根辺りの場所です。(※YKK BoNNは巨大な一角竜の死骸)
この世界はとても広大であり、隣の地帯(死骸)へ行くだけでも数日を要します。
巨大な地帯ならば数ヶ月かかる事も……。
※ノーイが住む場所から隣のAPON(アポン)までは、人間の足だと徒歩で約2日半かかります。
(この世界の住民…人外は移動速度が速い為走れば半日程でYKK BoNNの頭の先まで。APONまではその半分程で着きます)
この世界はいくつもの巨大生物の死骸が折り重なって出来ています。
深部に行くほど熱帯で、上層に行くほど涼しくなっています。
※画像には描かれていませんが、他にもいくつもの細かい層が存在します。詳細は下記表にて。
画像と表では分かりやすく色で分けていますが実際の地帯の色とは異なります。
外界 | 寒さも温かさも感じない。無 | ― |
白 | 凍えるような寒さ。全身に刺すような痛みが走る寒さ | 第二上層 |
黄 | ひんやりとした空気に溢れている | 第二上層 |
薄緑 | 涼しい | 第一上層 |
深緑 | 普通。寒くも暑くもない | 第一上層 |
青 | 心地よい春のような温かさ | 中層 |
灰 | 無温。地帯によっては温度がある | 中層 |
紫 | 温かい。長居したり長距離走ったりすると知らぬ間に夥しい量の汗をかいている | 第一下層 |
赤 | 強めのサウナ状態。凡そ数十分程で気絶してしまう。人間であればすぐに脱水・熱さで死ぬ | 第二下層 |
黒 | 耐えられない熱さ。人間であれば一瞬で喉が焼けただれる | 第二下層 |
紅 |
炎が至る所から吹き出ており、マグマの川が流れている。 人間であれば出現と共に溶けて死ぬ |
第三下層 |
深部 |
炎とマグマの中を歩くようなもの |
深層 |
この世界にも王都と呼ばれる場所が存在します。
ここは死骸の上に街を築いた他の地帯とは異なり、死骸の臓器や肉体を砕いて造られた都市です。
普通は死骸を傷付けることは住民の特性上無いのですが、王都だけは特殊と言えます。
様々な死骸が折り混ざり、繋ぎ合わされています。
広大な世界に王都は他にもいくつか存在し、上記の王都はその一つに過ぎません。
※王都は下層から上層まであります。
※王都は危険な人外の死骸で作られているとされています。
【世界の外側】
カルクルと呼ばれる巨大な生物がこの世界の周囲(外界)を漂っているらしい。
上層へ行けば見られる事がある。
カルクルはこの死骸の折り重なった世界と全く別の世界とを行き来出来る生物であるとされている。
― | 外界 | Fel(β) |
第二上層
|
白 | ダグラーシャム・フェルヴォニクーァ、リエローシェン、ビム、ソルト、ディ、バーフォック |
黄 |
ルプルルプリン、セスリザー、オト | |
第一上層
|
薄緑 |
イェックボン、パイオムリムビビスキ、フースブーン、ファイブロドゥド、ノッキムブルックム、ヒエト、ティアブックブ※q.b. |
深緑 |
アポン、バップトプカ※q.b.、ファップザイアード・リドゥルスカ、ルックシーク | |
中層
|
青 |
リィアグェスリポアウーシエアントロブスプ、ファイアント、スグローズロウ |
灰 |
クッケァイスークプニア、アオキキ、ターアダロッダ、ライトプルガ、ラックジーク | |
第一下層 |
紫 |
ビープル、トゥルクスキン、ランス、キンジャントバハタ、ラム |
第二下層
|
赤 |
バボリオ、ヴェイントラム、グラードバロウ、グロゥ、クトゥディ、スィ、ヴトゥール、イゥ、トゥットゥェウ、ラグボット、ダスクイム(ダスマスグラバ) |
黒 |
ヴヴニァーロ、ウェムヴクラウスリェスタ、ディ・ディルクロウス、ヴォトッカニーテューズ、バルヴヴラァルブルスク・ラハートァラ、ヴィルビッサータ、アノゥススーヴローゥ、ファズドウィップ、 | |
第三下層 |
紅 |
ロークヴトァスクブブラル、サッフバグラータ、グラウバーク、センボエルラタージャ |
深層 |
深部 |
Del(深部の悪魔) |